côte&ciel | Paris Store

côte&ciel Paris Store
côte&cielブランドの創業からおおよそ15年が経った今年6月、ついにパリ1号店がマレ地区にオープンした。
côte&cielは、デザインの感触と身体性を重視するブランドとして、パリのルーツに立ち返り、顧客がデジタルの干渉から離れ、より親密に商品と接する環境を提供している。
Le Haut Maraisの中心部である、3区Pont aux Choux通りに位置している。
このダイナミック且つアーティスティックで、れっきとしたパリの街並みに、パリ初の旗艦店をオープンするのは自然な成り行きだった。

東京・六本木ヒルズの店舗と同様に、2019年に設立されたBalzer 3兄弟が率いるベルリン拠点のクリエイティブ・スタジオ、BALZER BALZEとパリ店の内装をコラボレーションした。
ブランドストーリーを、どのようにミニマルで建築的、そして機能的なデザイン・アプローチにまとめ上げるかについて、すぐに解決策が見出された。
パリ店の店内では、SS23コレクションから店舗限定商品、定番商品まで、côte&cielの世界観を体現した親しみやすい空間に触れることができる。
BALZER BALZEがcôte&cielのためだけに開発した特注の店舗什器は、ブランドのフィロソフィーを体現しており、どのような設備にもシームレスに溶け込み、またパリから日本まで、全てのcôte&cielの店舗で一貫性のある調和のとれた雰囲気を提供している。
côte&ciel = “海岸と空” にちなんで、壁と床の色は明るい砂色で、ダークな什器がそれを際立たせている、またギャラリーのような空間の中に普遍的なキャンバスを作り出し、そこに商品がフォーカスされる計らいだ。
BALZER対照的に、青いカーペットと有機的な形状のデスクトップは、ブランドのデザイン・アプローチをユーモラスに反転させている。製品デザインのように平面からボリュームを生み出すのではなく、BALZER BALZEはその逆で、水体を平面に変えているのだ。
そしてcôte&ciel製品を彷彿とさせるオーダーメイドのミラーも。

côte&cielパリ店で、是非その貴重な体験をして頂きたい。